alsdaskind’s diary

映画の感想にはネタバレがあります

映画「キャラクター」感想

監督 永井聡

脚本 長崎尚志 川原杏奈 永井聡

原案 長崎尚志

 

小栗旬死んだ……

・日本語映画でもCC付けてほしいな、セダさんかセーダさんか話者によって微妙に違ってて聞き取りづらかったし邦画全般に字幕が付くようになれば聴覚に困難を持っている人でももっと映像作品を楽しめると思うので

Fukaseはああいう絵を描くかもしれないけどモロズミはああいう絵はたぶん描かないよね

画面作りとしてのモロズミの自宅、映画のカットとしてはすごく綺麗だったんだけどモロズミは「ああいう絵」を描かない、という私見

・少し混色した赤色をメインに補色の緑を使った小賢しい絵なんかをモロズミは本当に描くんだろうか、エンタメのための画面作りに必要だからそうしてる感じだった

・ストーリー進行もキャラクターの造形もラストシーンも全体的に「エンタメ」って感じの映画だった

・漫画作画協力に江野スミと古屋兎丸→わかるわ~

・取材協力にえすとえむ→!?!?!?

 

 

・エンドロールが全て終わってから刃物を研ぐような音がして不穏な終わり方、良い

菅田将暉が映画に馴染みすぎてて菅田将暉じゃなくてもいいんじゃないかと思った、マツケンとか…… あまり菅田将暉の得意な悪意を映してないので(終盤の興奮しているシーンはよかった)

・作り話の中のカルト村とかそういった閉鎖空間で醸成される激ヤバ人間の描写好き

・だけどモロズミの生い立ちとか背景、半生を深掘りしないのは菅田将暉の(MIU404の)「俺はお前たちの物語にはならない」リスペクトなんでしょうか

・もしかして尺足りなかった? まあモロズミの背景掘っていったらそれだけで1本映画撮れるよな

・この映画が「Mr.ノーバディ」と同時期に上映されるというのがなんとも味わい深いオチ

 

このインタビューを読んだ

映画『キャラクター』“演技初挑戦”セカオワFukaseにインタビュー、天才的殺人鬼が誕生するまで - ファッションプレス